公開初日の映画『earth』の鑑賞に行ってきました。
earth 公式サイト http://earth.gyao.jp/
以前のブログでも書いたように、自然環境をテーマにしたドキュメント製作を手がけているBBCのスタッフによる最新映像。
渡辺謙さんのナレーションと共に世界の自然を舞台に動物達の姿を迫力ある映像で綴る。
物語ではないので、動物達の生息地をタイミングで切替して写しだされる。
宇宙からみた地球の映像から始まり、謙さんのナレーションが入る。
宇宙の数多くある惑星の中で、現在確認されている、生き物が生息できる恵まれた唯一の星。
そんなような言葉から始まったんだけど、改めて、そうだなあって。
地球では、今、危機的状況に陥る可能性のある環境破壊。 可能性じゃなくて始まっている。
それによって、まずは、非常に貴重な動物・植物の絶滅も危ぶまれている・・
舞台は、北極から始まり、そこで生息している動物で有名なホッキョクグマをメイン撮影。
生きていくための食うか食われるかの日々。 天敵と環境との戦い。
地球温暖化によって、北極の氷がどんどん溶けていることは既にお分かりかと思うけど、
このまま進むと、2030年には、ホッキョクグマが絶滅の危機に陥ると、、。
私が病気しないで生きていたら、その間にもしかして絶滅してしまう。
若い世代の子供達は、北極グマを絶滅動物としてみることしかできないのか。 悲しい。
何千・何万キロという遠い道のりを親子、大きな集団で移動する象や鯨の親子。
理由はただひとつ、生きるためだ。 食べるもの、水を求めて移動する。
生きるため、生き延びるためにひたすら・・・
人間のような欲などないのだ。 本能で、生きている。
しかし、いくつかのシーンでみた、母が子を守る姿は、人間と同じ。
虎にか見つかれても、くまに攻撃されても必死に守る姿。 本能なのでしょう。
動物達の声、鳴き声は、ものすごい迫力だったし、綺麗な映像を大きなスクリーンでみたのは良かった。
撮影の進歩というべき、素晴らしい迫力。 動物達のすぐそばで撮影されているものが殆ど。
どうやったら、あんなふうな角度で撮れるのか。 凄い。
陸・空・海 全てにおいてカメラマンの技術に圧巻でした。
謙さんのナレーションの言葉は、今、この地球上で生きている私人間への言葉。
日々の暮らし、身近な話題だけで精一杯な人が殆どだけど、(私も)
それでも、何か一つは、意識を持って行動できるかな。
昨年6月より、始めた買い物バッグ「エコバッグ」の利用。 これだけは継続中。
私のエコバッグ利用が、どれだけの価値があり、影響があるかなんてわからない。
きっと、何も変わらないのかもしれない。 けどね、本人としては、頑張ってるつもり(笑)
この映画は、人気のある動物達のドキュメントの映画ではなく、あくまで『earth』
自然を舞台にしたもの。 まだ豊かに見える自然のなかで、少しずつ確実に崩れてきている様子を映し出している。
活字のメッセージではなくて、映像で訴えている。 この美しい自然、地球を守ろう。
今回の映画は、個人的な感想も様々でしょう。
きっと、映画館で見るまでも無いと思う方が多いかな。
しかし、私は、映画館の独特の雰囲気ある場で、迫力ある映像を見たかった。
私は、満足でしたよ。 記念にクリアファイルを購入。 270円
レイトショーで見るのもお得ですよね。 夜に、このような映画を見るのも素敵です。
個人的には、若い世代に積極的に観て欲しい。 環境に対する考え、意見を持って欲しい。
是非、教育の現場や国をあげて、日本人として環境問題に関心を持った方が増えるようにPRして欲しいなあって。
主婦の自分としては、日々の中でできること、改めて考えてみたいと思います。