「不妊治療で受精卵取り違えか
20代女性に移植、人工中絶-県立中央病院・香川」
2月19日17時59分配信 時事通信より
香川県は19日、県立中央病院(高松市)で昨年9月、
不妊治療のため体外受精をした20代の女性に、
誤って別の患者の受精卵を移植した可能性があるとして、
約2カ月後に人工妊娠中絶をする医療ミスがあったと発表した。
病院側は女性に受精卵を取り違えた可能性があることを説明し、謝罪したという。
県によると、女性と20代の夫は県を相手に
約2000万円の損害賠償を求める訴えを高松地裁に起こした。
受精卵の取り違えは、
2000年に石川県のクリニックで発覚した例があるが、患者は妊娠に至らなかった。
香川県によると、昨年9月中旬ごろ、
女性の受精卵が入った複数のシャーレを培養器から取り出し、
作業台の上で発育確認と培養液の交換をした際、担当の男性医師(61)が
直前に作業していた別の患者のシャーレを培養器に戻し、
数日後に女性の子宮に戻した疑いが強いという。
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こういうことが、起きてしまうと今後に重大な影響が発生してしまうだろう。
ネットで知ったニュース。 無視できない話題だった。
また一歩、それ以上の後退になるかもしれない。
この治療についての理解、国からの支援は、更に難しくなってしまかもしれない。
二度と、このようなことを起こしてはならない。
心から、願ってやみません。
全国、世界中に、この治療法で大切な命を授けてもらっている人がいる。
決して、なくなってほしくないから、積極的に取り組んで欲しいから、
国や医師団の協力をはじめ、
もっとベースとなるものを築いてオープンなものにしてほしい。
このままでは、いつまでも日本では、オープンな状態で治療ができない。
少子化対策のひとつに加えて欲しいと思っている私にとって、
今回のニュースは、ショッキングでした。
私達夫婦も、真剣に考えた末での決断でした。
悪いことをしているわけではないけれど、
意図的に作ろうとしているとも受け止められる方法。
しかし、そういうことを考えたら、もう絶望的でした。
治療で授かったケースには、多児になるケースが多いことも知っていました。
でも、私達は、妊娠できる確率の為の手段は、望みませんでした。
あくまでも大切な命は、ひとつずつ。 そう、これだけは、夫婦で決めていました。
例え、時間がかかっても、途中で断念することになっても、この決まりだけは、守る。
先日、アメリカでのケースも話題になりましたが、私には理解できなかった。今でも。
私個人の意見ですが、生活保護を受けている状態で、すでに数人の子供がいる中で、
どうして更に望むのか、わからない。
更に、今回の8つ子ちゃんに対して募金まで展開している。
世界には、私の理解を超える方もいるなあと思っていました。
現実には、すでに誕生している新しい命。
子供たちには、何の罪もない。 元気に育って欲しい。
このニュースも、別な意味でショッキングでした。