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容疑者Xの献身。

容疑者Xの献身
東野 圭吾 / / 文藝春秋
ISBN : 4163238603



やっと映画館まで、足を運んで観てきました。

上映して1ヶ月経過してましたが、今夜レイトショーでの観賞。

それなりにお客さんもいました。

ところで、"献身"という意味を知っていますか?

・・・他人やある物事のために、わが身を犠牲にして尽くすこと・・・

このタイトルを見て、まず、辞書で調べたことを思い出します。

ブログには、以前にも何度も東野さんが登場していますが、

我が家は、夫婦共に愛読している作家の1人です。

でも、ドラマや映画にされない本の方が好きですかね。

ただ、ガリレオが、テレビで放送された時は、珍しく観ました。

原作と余りにも違うことが多いテレビドラマ。

なので、そのときも、ギャップがあるんだろうなって思いながら観てました。

違うといえば、違うことが多いですが、それなりに楽しめました。

満を持して、こちらの小説は、映画化されたわけです。

東野ファンなので、あえて辛口で感想を書きます。

やっぱり、もっと原作に忠実に、ポイントとなる部分を取り込んで欲しかった。

柴咲さんの演じている内海刑事は、

存在そのものが必要なのか今回も疑問に思った。

本来、草彅刑事と湯川先生とのやりとりが基本であり、

男同士の会話、そして、展開で、やっぱりいいと思う。

そして、今回の容疑者Xとなってしまう、湯川先生の同級生であった石神氏。

原作にある石神氏は、

もっとどんくさい、女性とは縁のない、数学に異常なほどの執着。

石神氏の役を、当初、堤さんでは、ちょっとかっこよすぎると思ってました。

でも、映画ですから、やはり映える存在でないといけないことも考えると、

やっぱり、堤さんほどの役者の方でよかったんだと思いました。

この映画を観て、

主役は、福山さんじゃないなあって感じた方も少なくないかと思う。

実際、小説でも、内容の大部分は、この石神氏ですから。

小説では、もっと詳しく偽装工作のことや、

本当の殺人犯である花岡靖子(松雪さん)のことが、書かれています。

そして、湯川先生との何度と無く交わされる会話なども。

石神氏のことも、もっと更に突き詰めて描いても良かったんじゃないかって。

湯川先生と山登りするシーンがあるけど、これは、必要なのか?

花岡靖子さんは、お弁当屋を経営しているじゃなくて、従業員だったはず。

元夫を殺害するシーンを、冒頭でいきなりはじまっていて、

あっけなくなくなってしまったので、

もう少し、元夫の嫌がらせのシーンも欲しかったな。

2時間以上あった映画だけど、ちょっとメインのシーンが少なかったかなと。

でも、最後のシーン(石神氏が、泣き叫ぶ)は、私も感情が入りました。

なんともいえませんでしたね。

花岡さんを演じる松雪さんとの短いシーンでしたが、

この映画の象徴でもあったような気がしました。

石神氏と花岡靖子さんの演技で、だいぶ変わってくるのではないかと。

お二人と小説に出てくるキャラクターを重ねて、観ました。

どちらも素敵な俳優さんなので、ついつい綺麗なドラマにも思えますが、

でも、最後の方では、私もすっかりイメージを重ねていました。

この原作を読み終えた時、悲しくなったのを覚えています。

切ない話なのです。 でも、していることは、残酷なんですけど。

東野さんの本は、ドラマ化されたり、映画になることが非常に多いですね。

でも、やっぱり原作を読んでいるファンとしては、映像化されてしまうと

大なり小なり、幻滅することが多い。

今、テレビで放送されている「流星の絆」は、もう論外です。

純粋なファンとしては、

あえて観ず、このまま原作の世界だけで留めておきたいなって。

ガリレオに関しては、

もう、完全に福山さんのイメージが固定されてしまったけど(笑)

あんなハンサムな教授がいたら、私だって嬉しくなってしまう。

個人的には、草彅刑事の雰囲気も心動かされてしまうんですけど。

実際の小説のイメージは、もっとクールな感じです。

素敵な俳優さんを使うと、イメージまで変えてしまうのですね。

東野ワールドは、きっとまだまだ映像化されるものがあるので、

これからも、話題になるでしょうね。

昔の作品から、最近のものまでいろいろ。

久しぶりに、映画館で観賞できたことは、嬉しかった。

また、時間を作って、原作を読み直してみよう。

いっけいさんは、ワンシーンしか登場しなかったのが、寂しかったな。

軽快なTALK面白いですよね。 絡みが少なかった。

品川さんもね。

今回は、原作の登場人物である草彅刑事の活躍でした。
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by yagi35 | 2008-11-03 02:04 | 気になるgoods・news

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夫の転勤先「盛岡」で家族時間を大切に過ごしてます。since2005
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